2018年の方丈記私記~建築家とアーティストによる四畳半の小宇宙~
@越後妻有里山現代美術館[キナーレ](新潟県十日町) 
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018

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2018年07月29日(日)〜2018年09月17日(月)

動乱で鬱屈した時代「中世」、鴨長明は四畳半(方丈)の庵に移り住み『方丈記』のなかで小さな場所から動乱世を見つめました。江戸の封建制度の限界が近づく中、五合庵で喜捨に生きた良寛。
そして敗戦後、小説家・堀田善衛は「方丈記私記」を著し、旧来の価値観が根こそぎ崩れていく中で「方丈記」の生き方に倣おうとしました。社会の行く末が定かでない社会でも文化は生まれ、人びとはそこに生きるヒントを求めてきました。

世界中のあらゆる地域がグローバル金融資本主義の影響を受け、効率化・合理化・均質化といった価値観を要請され、美術や建築にも「均質空間」が展開していました。その見本単位である「四畳半」を逆手に取り、鴨長明が世の流れに翻弄されながらも自らの居場所を愛しつつ世風を把えていった姿勢に倣い、2018年の今、建築家やアーティストが日本の建築の最少モデル「方丈」を提案しそこに様々な機能を持たせ、自らの「方丈記私記」を表します。

また、本展は十日町中心市街地の活性化のための新しい提言でもあります。
“あってほしい、あったら楽しい機能”を持った「四畳半」を少しずつ街の空き店舗やお店の一部にはめ込み、ユニークな商店街へと変貌させるという構想です。「見えない都市=invisible City」のネットワークが、商店街にあらたな回遊性と賑わいを作り出すことを目指す「越後妻有方丈村百年構想」が始まります。

日程
7月29日(日)〜9月17日(月)9時~19時
休み
会期中無休
料金
1,500円もしくは作品鑑賞パスポートの提示
出展
asoview!× OKAHON「ASOBIBOX」
伊東豊雄建築設計事務所「十日町 ひと夏の設計事務所」
井上唯「asobiba / mimamoriba」
all (zone)「ライトハウス 4.0 越後妻有で軽やかに暮らす」
岡藤石「羊の美容室」
小川次郎/アトリエ・シムサ「そば処 割過亭」
カサグランデ・ラボラトリー「Echigo-Tsumari Public Sauna」
KIGI「スタンディング酒BAR 酔独楽・よいごま」
菊地悠子「つくも神の家」
GRAPH + 空間構想「Karaoke&Humankind」
栗真由美「building crowd ~街の記憶~」
小山真徳「狗鷲庵」
シープラスアーキテクツ「Space-time Cave(時空の穴)」
シャン・ヤン(向阳)「TRANSFIGURATION HOUSE」
大舍建築設計事務所+イン・イー(殷漪)「音の迷宮 ネガティブ・サウンド・ライブラリー」
Eri Tsugawa + Motoya Iizawa「SHIFTING STRINGS」
東京藝術大学美術学部建築科藤村龍至研究室「A SHELTER OF THE DIGITAL」
ドットアーキテクツ「伸び家」
New-Territories / architects「“mind [e] scape” at The Hojoki Shiki in 2018」
藤木隆明+工学院大学藤木研究室+佐藤由紀子「多孔体:2畳⊂4.5畳」
スー・ペドレー+岩城和哉+東京電機大学岩城研究室「みずたどり」
ドミニク・ペロー アーキテクチャー「DRAPE HOUSE」
前田建設工業株式会社建築事業本部建築設計統括部「方丈記『試機』」
ミシャ・クバル「hōjō_10x10 feet_shift」
“矢野泰司+矢野雄司 / 矢野建築設計事務所 “「方丈の屋根」
uug「Publish-Fablic ~地球に編まれる立体 MAGAZINE~」
YORIKO「越後妻有 コラボ甘味屋台」
ワン・ヤオチン(王耀慶)「パフォーマンスの秘密 KNOW YOURSELF」
(敬称略)
主催
大地の芸術祭実行委員会
共催
NPO法人 越後妻有里山協働機構
会場
越後妻有里山現代美術館[キナーレ]
新潟県十日町市本町6
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