知られざるドイツ建築の継承者 矢部又吉と佐倉の近代建築

2018年11月03日(土)〜2018年12月24日(月)

矢部又吉(1888-1941)は、建築請負業の矢部國太郎の長男として横浜元町に生まれました。妻木頼黄に師事し、工手学校(現・工学院大学)建築科卒業。翌年の明治39年(1906)にドイツに留学します。ドイツではシャルロッテンブルク工科大学(現・ベルリン工科大学)で学ぶかたわら、ドイツ人建築家リヒャルト・ゼールなどのもとで、実務を経験します。

帰国後は、父とともに建築事務所を開設し、昭和16年(1941)に53歳で没するまで200を超える建物の設計を手がけました。特に、川崎銀行で知られる川崎財閥の信任を得て、数多くの銀行建築を手がけましたが、その多くは、ネオルネッサンス様式を基調とした堅実なもので、矢部は日本におけるドイツ系の人脈の最期を飾る人物とされています。

佐倉市立美術館エントランスホールとして利用しているレンガ造りの旧川崎銀行佐倉支店(千葉県指定文化財)は、矢部の初期の作品で、建築依頼100年にわたり地域の顔として親しまれています。

本展覧会は、この旧川崎銀行佐倉支店が2017年に耐震補強工事が終了したのを記念して、生誕130年を迎えた設計者・矢部又吉の仕事を振り返る初めての試みです。

また、あわせて佐倉に現存する近代建築や、佐倉にゆかりのある建築家を紹介します。

日程
2018年11月3日(土)〜12月24日(月・休)10時~18時(入館は17時30分まで)
会期中に展示替えがあります。【前期】11月3日(土)~11月25日(日)/【後期】11月27日(火)~12月24日(月・休)
休み
月曜日
ただし12月24日(休)は開館
料金
一般600円 大学・高校生400円 中・小学生以下無料
主催
佐倉市立美術館
会場
佐倉市立美術館
千葉県佐倉市新町210
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