設計者・施工者向け「京都左官協同組合 京土壁仕様」説明会 
歴史的まちなみと木造伝統文化の魅力を守りながら安心して暮らし続けられる住まい・まちづくりに向けて

このイベントは終了しています

2018年12月09日(日)

千三百年の歴史を持つ「竹小舞下地土壁」(以下、「土壁」と略す)は、日本建築に欠かせない重要な構成要素で、今後の社会、住まいに求められる様々な優れた性能を総合的に保有しています。これは現在普及している他材料には見られない大きな特徴といえます。その中で京都は、千年の都として栄えた歴史を背景に、良質な壁土の産地に恵まれ、都に求められた美しさと洗練された高度な技が凝縮した文化が発展し継承されてきました。既往実験でも京都深草産の壁土の品質の高さ、土壁としての優れた耐震性、防火性が確認されています。

しかし、自然材料の品質管理の難しさ、施工のバラツキ、法令上の耐震性の評価の低さ、情報不足等を背景に土壁は使い難い状況にありました。そのため、京都工芸繊維大学森迫清貴学長、村本真講師、関西木造住文化研究会の協力を得て、平成23年よりこれらの諸課題を解決するための研究に取り組み、その成果として、「実験で確認された優れた耐震性能を備えた良質な土壁(「京土壁仕様」)」を現場で実現できる品質管理体制を整備しました。なお、京都市では同仕様を建築基準法の壁倍率告示適合仕様として取り扱っています。

本説明会では、他材料には見られない土壁の優れた性能、及び京土壁仕様の特徴とその使い方を概説いたします。同仕様は、左官技能者の多彩な技能を損なわない方法で土壁の品質の向上・安定化を図ることができるため、優れた耐震性を持つ良質で長寿命の木造建築の新築・増改築・補修・補強が容易になり、歴史的まちなみと木造伝統文化の魅力を守りながら快適で安心して暮らし続けられる住まい・まちづくりが促進されることが期待されます。さらに左官技能の継承と全国各地の土壁文化の保全・再生にも寄与できると考えております。是非お気軽にご参加ください。

日程
2018年12月9日(日)13時30分~16時(開場13時)
料金
500円(資料代)
事前申し込み制
主催
京都左官協同組合
協力
京都工芸繊維大学
NPO法人関西木造住文化研究会
会場
ルビノ京都堀川
京都市上京区東堀川通下長者町下ル
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