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津上みゆき展「それぞれの場所、ひとつの空」

2017年10月22日(日)〜2017年12月10日(日)

「それぞれの場所、ひとつの空」

災害の痕跡、風化の爪痕は、予想以上に重く圧し掛かる。泣いたり笑ったり
腹を空かしたり、この大地の上で繰り返している事実を、当たり前の事として、
私は日頃、忘れている。自然は恐ろしい側面より、美しい光を多く見せてくれるから、日々恐怖せず、地に足を密着させて歩いて行ける。自然というものは本当に得体が知れない。例え音楽や美術が人間のことを語っても、その背後には必ず自然という器が影響し共鳴している。屋外で絵筆と紙に見えている事を描きとめようとする端々で、雲間に光が射すように、時折そういう現実を知る。

風景画は、そこに在る、存在する自然、自然現象、人工物も含む自然の状態のすべてを観察し、それらを平面に置き換え、色や線・形を配置し、そこから風景を連想させることで、初めて成立するトリッキーなものである。画家が仕掛けた謎、重ねた筆跡を、あらゆる視線の交差、たどたどしい追跡によって、多重の層や、ひとつの像が結んだり離れたりする、眼の遊びともいえる。絵画は視覚による知的な遊びであり、会話である。私が見つめる風景は、人と風景の時間の長短の彩りが反映されてくる、つまりは、時そのものである。私の風景画は日の人生の短さをユーモアに変換できる、いくつかのヒントになればいいと思う。

津上みゆき
2017年8月10日

日程
2017年10月22日(日)~12月10日(日)11時~20時
休み
水曜(祝日の際は営業)
会場
Mizuho Oshiro ギャラリー
(鹿児島市紫原6-51-25)
  • 天文館より市営バス紫原方面15番線「一本桜バス停」下車徒歩7分
  • 中央駅より市営バス紫原方面3番線「紫原中前」下車徒歩10分
  • 車で鹿児島中央駅より10分・天文館より15分
会場の場所をGoogleマップで開く
view.kagoshimacity.sky.1238pm.6Feb.2017
view.kagoshimacity.signals.around12pm.6Feb2017
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