ミケーラ・ロッソ「1860-1937年のローマ通り──トリノのメインストリートとその諸史」

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2018年04月11日(水)

京都と同様、格子状の都市構造をもつトリノは、1861年のイタリア統一の舞台となった都市である。ポルティコが連続する特徴的な都市空間を形成したトリノにおいて、戦間期の都市史、建築史において重要な位置を占めるのが、都市動脈「ローマ通りの再建」というできごとである。

アスカニオ・ヴィットッツィによって17世紀初めに切り開かれた道を再建、拡張するというアイデアは1860年代という早い時期に出現したものだ。これは多くの地元専門家、協会を巻き込む議論とプロジェクトを経て、世紀末にかけて形づくられていった。アイデアは技術的な計画として描かれることで、より具体的な形となり、ファシスト政権はそれを承認しただけで、他の公共事業とともに実行へと持ち込んだ。しかし、実現化された計画の読み取りについては、未だ議論をよんでいる。

このレクチャーではトリノの建築文化の多様性と複数性、そして街路変容の歴史にみられる都市計画ビジョンの矛盾に焦点をあて紹介する。

日程
2018年4月11日(水)13時30分〜15時
使用言語
英語
出演
ミケーラ・ロッソ(トリノ工科大学 建築・デザイン学部准教授)
(敬称略)
料金
無料
定員
50名(申し込み不要)
主催
京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab
会場
京都工芸繊維大学 60周年記念館2F 大セミナー室
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