「建築」への眼差し — 現代写真と建築の位相 —

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2018年08月04日(土)〜2018年10月08日(月)

発明家ニセフォール・ニエプスによって撮影された世界で最初の写真が、作業場の窓から見える納屋と鳩小屋であったように、19世紀に誕生した写真は当初から建築と強く結びついていました。特に20世紀の近代建築運動では、多くの建築家が自らの建築を社会に認知させ、その運動を推進する手段として写真を重視していました。そこで強調されたのは、写真が有する記録媒体としての透明性であり、この傾向は今日でも建築ジャーナリズムを中心として大量に生産・消費される建築写真に受け継がれています。その一方で、そうした建築写真とは微妙に異なる立ち位置から建築に関心を示す写真家や現代美術家がいます。

本展覧会は、国内外で活躍する13名の作家の作品を通じて、現代の写真表現と建築の間に存在する、より多義的で複雑な関係を示すコンセプトのもとに企画されました。会場にはトーマス・ルフ、カンディダ・へーファーら「ベッヒャー派」から、杉本博司、ホンマタカシなど多岐にわたる作家による建築写真と同時に、被写体の中から6つの建築物の模型も併せて展示します。模型を通じて建築物の全体像を把握することで、個々の写真表現の魅力や特徴がより深くお楽しみいただけます。

日程
2018年8月4日(土)~10月8日(月・祝)11時~19時(最終入館18時)
休み
月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)
料金
一般3,000円、大学生/専門学校生2,000円、高校生以下1,000円
出展作家
トーマス・デマンド、マリオ・ガルシア・トレス、畠山直哉、カンディダ・へーファー、ホンマタカシ、今井智己、ルイザ・ランブリ、宮本隆司、トーマス・ルフ、杉本博司、鈴木理策、米田知子、ジェームズ・ウェリング
(敬称略)
主催
建築倉庫ミュージアム
企画
鈴木布美子
会場設計
Atelier Tsuyoshi Tane Architects(田根剛)
企画展示協力
アート&パブリック株式会社
協賛
CASAMATTA / BIBI GRAETZ
株式会社伸和工務店 design field laboratory
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
株式会社東京スタデオ
協力
青木淳建築計画事務所、IZU PHOTO MUSEUM、大林コレクション、
ギャラリー小柳、ShugoArts、大成建設株式会社、タカ・イシイギャラリー、
TARO NASU、東京大学総合研究博物館小石川分館(建築ミュージアム)、
ユカ・ツルノ・ギャラリー、 ワコウ・ワークス・オブ・アート
会場
建築倉庫ミュージアム
(東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫本社ビル1F)
  • 東京モノレール 天王洲アイル駅 徒歩5分
  • 東京臨海高速鉄道りんかい線 天王洲アイル駅B出口 徒歩4分
  • JR品川駅 港南口 徒歩15分
会場の場所をGoogleマップで開く
今井智己「聖ベネディクト教会 #03」2014年 Cプリント 63.5 x 80 cm ©Tomoki Imai
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