シンポジウム「ストリートデザイン・マネジメント —— ストリートから起こす都市のイノベーション」
ストリートは地域社会や時代を映し出す鏡であり、都市を見通すメガネでもあります。最も身近な公共空間であり、都市の人間性回復のための先進的なまちづくり活動の舞台ともなってきました。ストリートを歩行者にひらく試みはプレイスメイキングやタクティカル・アーバニズムといった考え方に基づき、様々な社会実験の試みとして展開されています。その実践知を広く共有することは、各地での公共空間の改善ひいては都市の環境を改善していくことに繋がります。
本研究会では、ストリートを整備する「デザイン」と管理・活用する「マネジメント」を一体的に捉え、公民連携や地域主体で担う「ストリートデザイン・マネジメント」の組織、方法、プロセスの研究を進めて参りました。本シンポジウムでは、これまでの研究蓄積に基づき、ストリートデザイン・マネジメントを契機とした地域のガバナンスについて議論することを目的としています。幅広い方々のご参加をお待ちしております。
- 日程
- 2019年3月3日(日)13時30分〜17時30分(予定)(13時開場)
- 出演
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開会挨拶 出口 敦(東京大学 教授)
第Ⅰ部「ストリートを歩行者にひらく -その課題と解法-」
発表
出口 敦(東京大学 教授)
中村文彦(横浜国立大学 理事・副学長)
野原 卓(横浜国立大学 准教授)
三浦詩乃(横浜国立大学 助教)全体討論
出口 敦、中村文彦、野原 卓、秋山尚夫(LLP.交通運用研究所 代表)
三浦詩乃(コーディネーター)第Ⅱ部「ストリートデザイン・マネジメントをどう進めるか -事例から学ぶ-」
発表
村山顕人(東京大学 准教授)
志摩憲寿(東洋大学 准教授)
宋 俊煥(山口大学 助教)
泉山塁威(東京大学 助教)
小崎美希(お茶の水女子大学 助教)全体討論
村山顕人、志摩憲寿、宋 俊煥、泉山塁威、小崎美希
中野 卓(東京大学 特任研究員/コーディネーター)ストリートデザイン・マネジメントHPの紹介
中野 卓(東京大学 特任研究員)閉会挨拶 出口 敦
(敬称略)
- 料金
- 3,000円(資料代を含む)
当日資料として、3月5日刊行予定の書籍「ストリートデザイン・マネジメント」(学芸出版社刊)を参加者に配布します。 - 定員
- 150名(事前申し込み制・先着順)
- 申し込みページ
- https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfgQsIQmZx-QeCKekY0cFZ0o_RBJwHdyld8cEWaWHOKoMAxuw/viewform
- 主催
- ストリートデザイン・マネジメント研究会(代表:出口 敦)
- 会場
- 東京大学本郷キャンパス 情報学環・福武ホール B2F 福武ラーニングシアター
イベント登録日:2019年02月08日
関連アーカイブ
- 第21回 都市+デザインフォーラム「公共空間+デザイン」
- プレイスメイキング×エリアマネジメントの可能性|ソトノバTABLE#30
- 三浦詩乃 × 野原卓 × 泉山塁威「ストリートデザイン・マネジメントとはなにか?」『ストリートデザイン・マネジメント: 公共空間を活用する制度・組織・プロセス』(学芸出版社)刊行記念
- 紫波町日詰のまちづくりデザインを考える 学生と地域との連携によるシャレットワークショップ 2018年度日本建築学会大会(東北)関連行事
- 世界の都市・パブリックスペースクラス:シドニー・メルボルン・アデレード
- トウキョウ建築コレクション2018
- 鈴木美央 × 泉山塁威 × 三浦詩乃「マーケットから学ぶ、パブリックスペースの使いこなし」ソトノバTABLE#28『マーケットでまちを変える: 人が集まる公共空間のつくり方』(学芸出版)出版記念
- パークコンテンツ研究会2020年度 第1回ゲストウェビナー「ニューヨーク市の公園政策」
- UDCO × UDCMi 合同プロジェクト報告会#02「公共空間利活用から考える さいたまのパブリックライフ」
- タクティカル・アーバニズム ウェビナー&オープントーク