危機が連鎖する世界におけるデザインの社会文化的意義
──トランスディシプリナリ・デザインの場合

イベントは終了しています

2020年02月15日(土)

本講演は、日本におけるトランスディシプリナリ・デザイン(transdisciplinary design)の可能性を思考することが目的である。

いまや情報産業に限らず、医療や福祉など自治体が提供する公的サービスもデザインに含まれる。サービスデザインの手法は、利害関係者の能動的な設計プロセスへの参加を前提とすることが多く、参加を実現するためのデザインも要請される。また、サービスデザインの対象は貧困や少子高齢化、環境汚染など非常に横断的であり、さらに有形財と相補的関係にある無形財を主たる対象とするため、対象として見えづらい。

以上を背景に、ララ・ペニン博士はNYで市民主体のソーシャル・イノベーションからサービスデザインの研究書刊行まで幅広く活動をおこない、近年では自身がコースディレクターを務めたMFA transdisciplinary design courseに経済産業省からの国費留学生を受け入れつつ、行政デザインについても教授している。複雑な社会的課題にサービスデザインの観点から解決を模索している彼女らの活動をふまえ、モノを中心的対象とする日本のデザイン教育に新たな視点をもたらすことを期待する。(水野大二郎 特任教授)

日時
2020年2月15日(土)15時30分〜16時50分
出演
ララ・ペニン 准教授(パーソンズ美術大学)
(敬称略)
参加費
無料(申し込み不要)
主催
京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab
会場
京都文化博物館 本館6F
京都市中京区三条高倉
会場の場所をGoogleマップで開く
スポンサーリンク