シンポジウム「近代建築史研究の磁場」第2回(理論編)
建築史学としての鉄筋コンクリート — 材料が語る近現代建築

2020年03月07日(土)

近現代建築の保存・活用に関する近年の取り組みは、歴史的建築データベースの充実、ヘリテージマネージャーの育成と全国調査の実施など、他団体との協同をベースにしたより大規模・広範囲な調査に展開しつつある。

昨年度には、連続シンポジウムの第1回(実践編)として、文化庁事業「近現代建造物緊急重点調査事業」の調査をめぐって、神奈川県および静岡県の担当ヘリテージマネージャーをお招きし、調査方法・結果の報告をもとに今後の課題、可能性について議論を行なった。

第2回となる今回は理論編として、近現代建築の価値評価をめぐる指標の検証を目的として、とくに近現代建築を構成する個別の材料および構法に着目していきたい。あらためて鉄筋コンクリートを主題として取り上げ、その材料・構法上の特質を再検討することで、近現代建築の固有性とその歴史的評価について討議する。建築史学の観点から多義的な分析を加え、その評価指標の確立に資する議論を展開させていく。

さらには、保存・活用へ向けての指針形成も視野に入れ、実践編/理論編を架橋する方法論の構築がいかに可能か、この課題についても探っていきたい。

日時
2020年3月7日(土)14時~17時
プログラム・出演
主旨説明 永井康雄(山形大学)
報告1「戦後モダニズム建築の打放しコンクリート」
平井直樹(清水建設技術研究所)

報告2「A.フォーティーがみたコンクリートの文化的価値と日本」
邉見浩久(鹿島建設建築設計本部)

パネルディスカッション
司会:安野彰(日本工業大学)
まとめ 田所辰之助(日本大学)
(敬称略)

参加費
一般1,500円/学生500円
定員
60名(事前申し込み制・先着順)
申し込みページ
https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=625368
主催
日本建築学会 建築歴史・意匠委員会 近代建築史小委員会
会場
建築会館 会議室
(東京都港区芝5-26-20)
  • JR山手線・京浜東北線田町駅(三田口)より徒歩3分
  • 都営地下鉄浅草線・三田線三田駅(A3出口)より徒歩3分
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